お知らせ

アセアン初デフサッカー大会「1st ASEAN Deaf Football Championship」12月7日(4日目)

2016.12.15

いつもアルビレックス新潟ミャンマーにあたたかいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。


我々がサポートさせて頂いているヤンゴンの聾学校「Mary Chapman」が12月4日~10日までマレーシアのクアラルンプールで開催されるアセアンで初めてのU-18(15~18歳)のデフサッカー大会「1st ASEAN Deaf Football Championship」に参加してきました。


その様子をお届けします。


12月7日(4日目)
予選2試合目を迎えた4日目。今日負けたら予選敗退で試合をすることが出来ないミャンマーチーム。朝7時に朝食を摂ると、Mary Chamanの先生からMary Chapmanの卒業生の家族がマレーシアに移住して、わざわざホステルに訪れてくれた。


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Mary Chapmanの卒業生がこのマレーシアに住んでいるなんて........。
彼の力強いこと言葉の数々に選手たちは耳を傾けて、しっかりと言葉のひとつひとつをかみしめていた。
僕自身、ミャンマー手話は分かりません、情熱は伝わり、ものすごく感動してしまいました。


9時から10時30分にホステル内でトレーニングをして、スターティングメンバーを伝え、戦い方、マレーシアチームの注意しないといけない選手等を伝えた。水などを買い出し、昼食を摂った。


14時にスタジアムに向けてバスで向かいました。昨日と同様に警察護衛の下、ノンストップで道を突き進むことができました。


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スタジアムに着き、ウォーミングアップをして、試合開始の時刻になった。
「正直、マレーシアはものすごく強い。だけど、サッカーは何が起こるか分からない。しっかり、ミャンマー代表として堂々と闘おう!」と伝えた。


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そして、チーム全員で円陣を組んで、フェアプレーフラッグのあとに続いて、ピッチに入場しました。


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昨日とベトナム戦とはうって変わって、選手たちは闘志あふれるプレーで強豪マレーシア代表に向かって闘った。
しかし、マレーシア代表はものすごく強かった。


サイドチェンジをして、ミャンマーチームの体力を消耗してきます。
サッカーの基本でもある、ボールを止めて蹴るとい基礎技術がしっかりしていました。
さらにしっかりチームのために選手一人一人が闘っていました。


攻め込まれる一方的な展開.....。
ただ、昨日のベトナム戦とは違い、ミャンマーチームも体を張って守っていました。
そして、何度か決定的なチャンスもあるけど、得点に結びつかず、ミャンマーチームに前半7点(1、20、34、40、42、45分)、後半9点(3、9、15、21、25、26、28、34、41分)をとられて0-16というスコアで敗戦。


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これで予選敗退が決まり、ミャンマーチームは大会を去ることが決定してしまいました。
ただ、選手たちは90分最後まで諦めないで戦い抜きました。


片付けを終え、ホステルに戻り夕食を摂りました。


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そして、ただ唯一のアセアン以外の人間として僕(アルビミャンマースタッフ村中)が参加していることに驚いている今回の主催者の方々と話す機会があり、アセアンのデフサッカーの今後の展開をお聞きすることが出来ました。


何かしらこのアセアンで活動させてもらっている身としてはお役に立ちたいと心の底から感じることが出来ました。


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